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エスクロー解約手続

元プロダクションの為のエスクロー解約手続き

エスクローの解約

当社では、元プロダクションがフィリピンに供託しているエスクロー(預託金)の解約の代行をいたします。
いわゆるタレントと呼ばれる日本の風俗店で公演するダンサーやシンガーであるフィリピン人芸能人を日本に招聘するには、プロダクション(プロモーター)が雇用主となり手続きを行わなくてはなりません。今でも、このプロダクションと言うのは存在しており、そのような業者のおかけでフィリピン人タレントが来日をしています。そして、フィリピン人タレントをプロダクションとして招聘するには、フィリピンの法律によりフィリピンの銀行に20000ドルの供託をしなくてはなりません。今、現行でフィリピン人タレントを招聘しているプロダクションは、フィリピンの銀行に20000ドルの預託金をしていることとなります。フィリピン人タレントを招聘する限りは絶対に預託金を解約することができません。これは、預託金によってフィリピン人労働者(タレント)の給与債権を守る目的があるためです。日本における賃金不払いという事実が存在していた場合には、フィリピンに帰国したタレントはPOEAのある部署に対して不服申し立てを行います。そして、その申し立てが認められれば、預託金を取り崩して充当されることとなります。
さて、廃業若しくは休業したプロダクションは、何もしなければ預託金は手元に戻ってきません。自身でエスクロー解約の手続きをしない限り、この供託金は返ってこないのです。2005年、2006年と続く入管法に関わる基準省令の改正に伴い、フィリピン人を招聘していたプロダクションの多くは事業からの撤退を余儀なくされました。そして、その多くは供託金の返還手続きもせず、いまだにフィリピンの銀行に預託金を預けたままにされています。
当社では、そのようなエスクロー解約の手続きの一切を代行いたします。お客様には所定の書類に署名や押印を頂くだけで、フィリピンへの入国やフィリピン大使館への出頭などの面倒な移動をしていただくことなく、手続きを完了することが可能です。

具体的な手続

ご自身でエスクロー解約手続きをするには、まずフィリピンのPOEAに対して解約の依頼を書面でおこなわなくてはなりません。これは英語がわかれば、そう難しいものではありません。しかし、フィリピンという国ですので、数週間たっても返答が無い場合があります。そのためにはやはり所定の対応をしなければなりません。うまくPOEAからの書類ができたとします。次に行う手続きはフィリピン大使館労働部(POLO)に対するクリアランスの請求となります。会社の登記簿謄本やその英訳文、会社の議事録(個人事業の場合は委任状)などの書面を提出して手続きします。このクリアランスは、日本国内でプロダクションに対する訴えがおこされていないことを証明するものとなります。以上が、事前の準備となります。その後、フィリピンでの手続となるわけですが、その際には預託している銀行、フィリピン最高裁、POEAの特定部署(フィリピン全土のNLRC)等からクリアランスを取得したり、Surety Bondと呼ばれる保険証券の提出などのハードルが存在しています。これらを乗り越えてようやく預託金の返還となるわけです。場合によっては、取引していたフィリピン側のRecruitment Agencyが廃業している場合もあります。当社ではそのようなケースについても対応してまいります。

当社のサービスに関する詳細については、お電話やメールにておたずねください。

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